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稀な腫瘍。成人の肉腫の1~3%、乳幼児期の悪性腫瘍の約10%を占める。*1
関連する用語
骨や軟骨、脂肪、血管などの上皮細胞以外に由来する固形がん。サルコーマとも呼ばれる。肉腫は骨や筋肉、脂肪組織などの外界に面していない細胞からできる悪性腫瘍のことを指すため、癌とは区別される。胃や腸等の上皮組織由来の「がん」に対し、間葉系組織由来なので「肉腫」と呼ばれます。
ニワトリに線維肉腫を起こすASV17のゲノムから単離されたv-Junに類似したがん原遺伝子。
乳児と幼児のこと。
体の表面や内部に出来る、細胞が異常に過剰増殖してできた塊。新生物とも呼ばれる。原則として単一の細胞に由来する。増殖が穏やかで浸潤などの悪影響がない場合は良性腫瘍と呼ばれる(無害という意味ではない)。-良性腫瘍-悪性腫瘍(がん)
腫瘍のひとつ。がんも悪性腫瘍の一種である。悪性腫瘍の場合、腫瘍を取り除いても、わずかに残っていた場合、再び腫瘍が成長したり(再発)、血液に乗って身体の他の部位に移動(転移)したりする。上皮の悪性腫瘍であるがんは、局所の制御不能な細胞増殖にはじまり、やがて腫瘍細胞が周囲の構造を壊しながら、血管やリンパ管に侵入し、血液やリンパの還流に乗って他部位に到着、その後、血管・リンパ管外に出て組織に定住することで、遠隔臓器に転移します(図1)。その過程(斜体)において、腫瘍細胞が自身の上皮…
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