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音を聴いたり移動感覚や平衡感覚を知覚するための感覚器(感覚器官)。
関連する用語
鼓膜の振動を耳の奥(内耳)に伝える役割を持つ骨。哺乳類の場合、以下の三種類の骨から構成される。-ツチ骨(槌骨)-キヌタ骨(砧骨)-アブミ骨(鐙骨)
外耳道に起こる真菌症。主にアスペルギルス属真菌が原因となるアスペルギルス症。耳掃除を頻繁に行ったり、長時間密封型イヤホンを使用することで菌が繁殖しやすくなることが一因であるとされる。自覚症状は耳の痒み、耳垂れ。悪化すると鼓膜に穴が空き、耳閉塞感や耳の痛みが現れる。治療は外耳道の清掃や洗浄、ラノコナゾールなどの抗真菌性外用薬など。
頸部リンパ節腫脹を伴う、多発する痛みを伴わない皮下の腫瘤。青年期から壮年期の男性に多い。軟部好酸球性肉芽腫症とも。腫瘤(肉芽腫)は全身に出現し得るが、耳の下部や後部、顎下部などの頭頸部領域に多い。末梢血中の好酸球数、 IgE値の上昇が特徴とされる。Ⅰ型アレルギーが関与が示唆されている。
合成副腎皮質ホルモンであるトリアムシノロンのアセトニド。筋肉や関節腔を始めとした様々な組織への局所注射用ステロイド剤として用いられる。商品名はケナコルト-A。形成外科、整形外科、眼科、耳鼻科などで広く使用される薬剤であり、気道への局所注射に用いられている報告もある。口内炎に対する市販外用薬の代表的な成分のひとつ。
頭皮や顔面など、皮脂の分泌が盛んな部位に起こる皮膚炎。頭皮に起こる場合はフケ症とも。脂漏性皮膚炎は,脂漏部位である頭部,眉間,鼻周囲,耳,胸部正中などに生じる油性の鱗屑を付す比較的境界明確な紅斑を特徴とする疾患で,新生児から乳児期に発症して自然消退する乳児型と,思春期以降に発症し,慢性に経過する成人型とがある,原因は癜風菌(マラセチア)やビタミンB6の欠乏、遺伝的要因など。頭皮だけに起こる乾癬は脂漏性皮膚炎と診断される場合がある。
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