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トロンボスポンジンのひとつ。血小板のα顆粒内に豊富に含まれる。血管内皮細胞や周皮細胞、骨芽細胞で発現する。THBS1とも。強い血管新生阻害作用を持ち、それよる抗血管新生作用が創傷治癒遅延と肉芽形成抑制を来すことが示されている。近視が生じる際に認められる強膜(白目)が変形しやすくなる状態は、強膜におけるTSP-1遺伝子の発現が減少することが引き金となり、強膜構造タンパクの減少および分解酵素の増加を引き起こすことで生じることが報告されている。タグ:
褥瘡や皮膚潰瘍の治療薬。血管内皮細胞や線維芽細胞などに存在するFGF受容体に特異的に結合し、血管新生や肉芽形成を促進する。商品名はフィブラスト。ヒト由来の塩基性線維芽細胞成長因子の遺伝子組み換えタンパク質。タグ:
壊死した組織を除去する処置。デブリードマンとも。外科的デブリドマンは、患部の壊死組織をメスで取り除く手術を指す。壊死組織は感染症における細菌増殖の場となり、創傷治癒の妨げになるため、これを取り除き、肉芽組織の形成を促すことが目標。
漢方の外用薬。シコン(紫根)およびトウキ(当帰)の成分を抽出した軟膏。抗炎症作用や肉芽形成促進作用、血行促進効果を持ち、皮膚の傷や炎症、湿疹、痔、ウオノメなどに有効。
褥瘡や皮膚潰瘍に対するプロスタグランジンE1製剤。商品名はプロスタンディン(軟膏)。血管新生作用、表皮角化細胞増殖作用により肉芽形成および表皮形成を促進する。
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