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皮膚の表層のこと。
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間質性肺炎の重篤化しやすい病型において血液中で特徴的に増加するタンパク質。びまん性肺胞傷害型の診断に利用できるバイオマーカーとなりえることが示唆されている。加齢によって表皮内で増加し、肌の表皮のうるおい成分やコラーゲンなどを減少させることが報告されている。タグ:
皮膚の常在菌のひとつ。プロピオニバクテリウム属の嫌気性グラム陽性菌。アクネ菌やアクネ桿菌、キューティバクテリウム・アクネスとも。毛穴や皮脂腺に存在し、皮脂をリパーゼによって加水分解してプロピオン酸や脂肪酸を作り出すことで皮膚表面を弱酸性に保ち、付着する病原菌の増殖を抑える。また、紫外線などの酸化ストレスによる皮膚の細胞の損傷を抑える働きのある抗酸化酵素を分泌することが報告されている。健康な肌におけるリボタイプのアクネ菌は宿主の生体防御系を活性化することにより黄色ブドウ球菌への…
スフィンゴ脂質のひとつ。セラミドの前駆体。多くの真菌が持ち、その増殖や出芽、環境適応、病原性への関与が示唆されている。食品では穀物や豆類、根菜、果実などの植物由来のものや麹、酒粕に含まれる。小腸では分解されず大腸で分解され、腸内細菌に良い影響を与えるとされる。肌の保湿効果がある。また、酵母のストレス耐性などを高める働きをすることが確認されている。グルコシルセラミドを加えた酵母では膜のパッキング度合いが低下していることが明らかになった。これらの結果から、麹は酵母にデンプンの糖化…
モロッコで生育するアルガンノキの種子の仁から得られる油脂。食品以外にも肌や髪のケアに使用される。脂肪酸はオレイン酸が44%、リノール酸が32%、パルミチン酸が12%、ステアリン酸が5%。ビタミンA(β-カロテン)やビタミンEが豊富。タグ:
キチンやヒアルロン酸を構成する糖類。グルコサミンの2位のアミノ基がアセチル化された構造を持つ。細胞と細胞外を繋ぐ働きを持ち、様々なタンパク質の糖修飾に関わる。GlcNAcと表記される。キチンはN-アセチルグルコサミンというアミノ糖が多数繋がった高分子であり,N-アセチルグルコサミン並びにその誘導体は医薬品や機能性ポリマーの原料になります。N-アセチルグルコサミンがヒアルロン酸の合成を促進することによる変形性関節症の改善効果や美肌効果などが報告されている。また、N-アセチルグル…
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