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マイクロフローラのひとつ。様々な腸内細菌によって腸内に作られる生態系。腸内環境や腸内フローラとも呼ばれる。腸内には5001000種類の約100兆個もの微生物が存在する。腸内細菌叢の乱れは高血圧や糖尿病、肥満などを誘発するとされる。腸内細菌叢が抗酸化物質である活性硫黄分子の生体内の量的維持および上昇に寄与していることが報告されている。腸内細菌はシスチンを基質として、活性硫黄分子のひとつであるシステインパースルフィド(CysSSH)を産生することが確認されており、これをマウスに投…
トリテルペン配糖体の一種。漢方である甘草(リコリス)の主成分。前駆体はβ-アミリン。グリチルリチン酸とも。砂糖の150~300倍の強い甘味を持つとされる。体内でアグリコンのグリチルレチン酸に代謝される。医薬品(肝臓疾患改善薬)、化粧品、天然甘味料原料として利用される。以下のような作用が報告されている。グリチルリチンには,抗炎症作用をはじめ,副腎皮質刺激作用,コレステロール低下作用,胃粘膜保護作用,抗アレルギー作用,鎮咳・去痰作用などの多岐にわたる薬理作用があることが報告されて…
細菌性肺炎の原因となる細菌。主にストレプトコッカス・ニューモニエを指す。鼻や喉の常在菌。免疫力が低下した場合に様々な疾患の原因となる。この肺炎球菌による感染症にかかりやすいのが、高齢者や免疫がまだ充分に発達していない子供なのです。特に子供では、髄膜炎や菌血症などの重症感染症により重い後遺症を残したりすることもあります。また、高齢の方で特に心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全、肝機能障害、糖尿病のある方などでは、肺炎が重症になる傾向があります。 肺炎球菌がヒトの体内で増殖や病…
抗ヒスタミン薬が奏功しない痒み。アトピー性皮膚炎、乾皮症、乾癬、腎不全、肝疾患などに伴う。タグ:
慢性特発性血小板減少性紫斑病や再生不良性貧血の治療薬。エルトロンボパグオラミンとして使用される。商品名はレボレード。トロンボポエチン受容体に働き、トロンボポエチンのシグナル伝達経路の一部を活性化することにより巨核球および骨髄前駆細胞の増殖・分化を促進させる。副作用として肝機能や血栓塞栓症がある。肝細胞に存在するOATP1B1、OATP2B1、OCT1によって細胞内へ取り込まれる。タグ:
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