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肝小葉内の肝細胞が板のように並んだ構造。肝細胞索?とも呼ばれる。*1
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肝臓を構成している2種類の細胞のうち、肝臓の大部分を占める細胞。肝臓を構成する主な細胞であるため肝実質細胞とも呼ばれる。胆汁の生成、各種物質の代謝などの主要な機能を持つ。脂肪肝では肝細胞中の脂肪滴が異常に増加する一方、細胞核内の脂肪滴は小胞体ストレスの緩和など、様々なストレスに晒される肝臓が生理機能を維持する上で重要な役割を果たしている。タグ:
肝実質を構成する最小単位。中心には静脈(中心静脈)が通っており、それを取り囲むように同心円状に肝細胞が配置されている。小葉間動脈や小葉間静脈、門脈、胆管の分岐(小葉間胆管)が張り巡らされている。大きさは直径1mm程度であり、肝臓には約50万個の肝小葉が存在するとされる。1つの肝小葉は約50万個の肝細胞からなる。
肝臓の肝小葉の中で中心静脈へ向かう毛細血管。洞様毛細血管とも呼ばれる。他の種類の毛細血管に比べて広く、血液が緩やかに流れることができる。小葉間動脈や小葉間静脈と中心静脈をつなぐ肝細胞板の間を通る。肝動脈枝と門脈枝は小葉の周辺において類洞へ移行し、動脈血と門脈血が混ざり合い類洞内を小葉中心方向へ流れ中心静脈にそそぐ。この間、ガス交換や栄養分の授受を行い、解毒作用や産生された血清蛋白を受ける。
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