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呼吸を行うための臓器。肋骨に囲まれて左右1つずつ存在する。肺臓とも。
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酢酸や酪酸、プロピオン酸などの炭素鎖を構成する炭素の数が6個以下の脂肪酸。揮発性脂肪酸や低級脂肪酸とも呼ばれる。難消化性の糖質や食物繊維は大腸の腸内細菌によって短鎖脂肪酸に代謝される。GPR43のリガンドとなる。腸クロム親和性細胞のセロトニンの分泌を促進する。腸内細菌が産生する栄養(酢酸等の短鎖脂肪酸)を認識する脂肪酸受容体GPR43が脂肪の蓄積を抑制し、肥満を防ぐ機能を有することを明らかにしました。喫煙者では腸内細菌によって産生される血液中の短鎖脂肪酸濃度が減少していること…
世界の死因の第3位を占める重要な呼吸器疾患。呼息に障害が起こる以下の疾患の総称。40歳以上の約8%に潜在的患者が存在するとされる。どちらも原因の1つに喫煙があり、それによる肺の慢性炎症が原因となり肺気腫を呈する。-肺気腫-慢性気管支炎喫煙に曝露することで腸内細菌叢が変化し、腸内細菌によって産生される短鎖脂肪酸が減少することによって肺機能に悪影響を及ぼすことが報告されている。タグ:
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
肺などの特定の組織に長期間留まり、その組織において次の感染に備えるメモリーキラーT細胞。
記憶細胞のひとつ。免疫学的記憶を持つキラーT細胞。メモリー型キラーT細胞とも。細胞性免疫において、キラーT細胞の一部は記憶細胞(メモリーキラーT細胞)として体内に長期間留まり、次の感染に備えることが知られている。特定の組織に留まるメモリーキラーT細胞はレジデントメモリー型キラーT細胞と呼ばれ、肺におけるウイルス感染症の重症化の抑制に重要とされる。タグ:
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