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肺動脈に存在する弁。肺動脈弁が開きにくくなると右心室に負担がかかり、心臓の筋肉が肥大する原因となる。*1
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体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
心臓弁(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁)の機能が障害された状態。心臓弁膜症とも。弁の開放が障害される狭窄症と閉鎖しなくなる逆流症がある。成人では大動脈弁狭窄症と僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症)が代表的。心不全や不整脈が引き起こされ、動悸、倦怠感、息切れ、呼吸困難、浮腫などの症状が現れる。
一定のリズムで絶えず全身に血液を循環させるために動作する器官。高さ約14cm、幅10cm、厚さ8cm。重さは250〜300g。主に筋肉(心筋)で構成される。左右の肺の間に位置し、心臓の前面は胸骨体および第2〜第6肋軟骨の内面に接し、後面は第5〜第8胸椎に接する。心臓の3分の2は身体の中心から左、3分の1は右にある。酸素が少なくなった全身の静脈の血液は右心房に流れ込み、右心房の血液は右心室から肺動脈を介して肺に送られ肺で酸素を受け取る。その後、肺から肺静脈を介して左心房に戻り、…
管状の組織(主に血管、静脈と特定の動脈)の中に存在し、物質(血液)の逆流を防止する襞状の膜。弁膜とも呼ばれる。-静脈弁-大動脈弁-肺動脈弁
心臓から肺へ血液を送る動脈。弁(肺動脈弁)が存在する。全身から戻ってきた酸素濃度が低い血液が流れる。肺動脈の血圧は大動脈の血圧の1/5〜1/4。体全体を巡る他の動脈とは低酸素状態やトロンビンに対する反応が異なる。低酸素は、体循環動脈を弛緩させるのに対して、肺動脈を収縮させます。... 体循環系の多くの正常動脈においてトロンビンは収縮などの平滑筋作用を発揮しないのに対し、肺循環系では、正常であってもトロンビンは収縮作用を発揮することを見出しました。
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