胃がん(gastric cancer, stomach cancer)

粘膜からできるがん。年間13万人以上が罹患する国内で最も多いがん萎縮性胃炎などによる粘膜の萎縮があると発生しやすい。*1

進行は大腸がんよりは速いが、食道がんほど速くはない。

胃がんの初期にはほとんど自覚症状がなく、胸焼けなど胃がんとは関係のない症状による受診や検査などによって偶然発見されることがある。例えば、バリウムを用いたX線検査や内視鏡による検査によって発見される。*2

原因の大半はピロリ菌感染塩分摂取量が多いとピロリ菌による炎症が悪化する。しかし、ピロリ菌感染者のうち実際に胃がんを発症するのは1%以下であり、ピロリ菌感染していれば必ず胃がんとなるわけではない。

胃がんは秋田が男女とも一番多く、新潟、石川、山形、富山、鳥取など、塩分摂取量の高い東北地域や日本海側が上位を占めました。胃がんの原因の95%は程度がピロリ菌感染といわれていますが、塩分の高い食事はピロリ菌による炎症を悪化させ、発がんのリスクを高めるのです。*3

マウスによる実験では、単にピロリ菌感染させたマウスは1匹も胃がんにならなかったが、ピロリ菌感染してかつ多量の塩分を摂取させたマウスに胃がんが頻発したことが報告されている。

粘膜に留まっている場合は内視鏡治療、層まで広がった進行がんであれば手術が主な治療法となる。

*1新星出版社 図解 あきらめない 放置しない! がん医療 済陽高穂(2015/2/25)
*2第9回市民公開講座 質疑応答:講演1|がん治療センター|順天堂医院: https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/cancer/patient/program/answer/kouza_09_2_1.html
*3中央公論新社 中川恵一 知れば怖くない 本当のがんの話 (2017/1/15)

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このページの最終更新日時: 2018-05-15 (火) 08:03:40