胃潰瘍(gastric ulcer)

消化性潰瘍の一つ。胃酸自身の粘膜消化してしまい、胃壁がただれる病気。

粘膜を損傷する食事の仕方やストレスピロリ菌などの影響があるとされる。脳卒中の急性期に胃潰瘍が好発することが知られている(心身症)。*1

通常、粘膜アルカリ性粘液で保護され、酸性度の強い胃液の攻撃を防いでいますが、大量のアルコール香辛料のような刺激の強い飲食物などの影響でこの保護が破れてしまうと、がそのまま胃壁に接触し、炎症を起こします。この状態が慢性化することで胃潰瘍が発症するのです。*2

香辛料は、少量であれば粘膜を保護する作用を持つ。

少量のカプサイシンでは、カプサイシン感受性神経の興奮を引き起こして、粘膜血流の増大などをもたらし、粘膜を保護するように作用します。逆に、大量のカプサイシンでは、カプサイシン感受性神経の機能が損なわれ、粘膜損傷が引き起こされると考えられます。ただし、トウガラシの摂取量と粘膜への影響に対してのさらなるデータが必要と考えます。*3

*1自律神経症状|東邦大学医療センター佐倉病院 脳神経内科: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/neurology/guide/treatment/treatment11.html
*2技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*3パリエット|唐辛子などの香辛料の消化器に対する影響は?(2007年7月1日発行)静岡県立大学 食品栄養科学部教授 渡辺達夫: http://www.pariet.jp/alimentary/vol54/no560/sp21.html

胃潰瘍に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]

コメントはありません。


このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:10:57