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胃と腸のこと。
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腹部の管腔臓器。主に粘膜、神経、平滑筋から構成され、平滑筋には腸の長軸方向に収縮する縦走筋と、腸管を輪を描くように囲み絞るように収縮する輪走筋の二種類がある。これらの平滑筋間や輪走筋と粘膜の間には神経叢がある。腸の運動調節にはムスカリン受容体によるイオンチャネルの開閉調節が関わる。-小腸-大腸
人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。体内には約13mgあり、ほとんどがタンパク質と結合して存在する。その形態によって吸収率が変化する(セレノメチオニンは80〜90%、セレノシステインは50〜70%)。セレンを含むタンパク質は25種類が知られている。グルタチオンペルオキシダーゼに必須な補助因子。またヨードチロニン脱ヨウ素酵素の成分として甲状腺ホルモンの活性化に関わる。国内では土壌のセレン濃度が高いため、植物に十分な量が含ま…
横隔膜の痙攣による不随意運動・間代性痙攣。俗にしゃっくりとも。胃の拡張や胃腸周辺の急激な温度変化、急激な興奮やストレスなどが原因となる。通常、自然に治まる。自然に治まらない病的なものに持続性吃逆と難治性吃逆がある。これらは男性が女性の五倍多いとされる。24時間以上続く吃逆は難治性とされる。吃逆の反射弓は舌咽神経咽頭枝、横隔神経知覚枝、迷走神経が求心路となり、孤束核や疑核近傍の延髄網様体を刺激し、横隔神経や迷走神経を介してそれぞれ横隔膜、声門へ伝達されることが動物実験によって証…
クチナシの果実。精神安定や消炎、解熱作用などを有し、生薬として用いられる。漢字では山梔子。ゲニポシドやガーデノサイド、クロシンが含まれる。漢方において黄疸、不眠、心中憤慨、心煩、発熱、小便不利、胃腸疾患、諸出血などの治療に用いられる処方に含まれる。タグ:
観賞用および食用となるアロエ。南アフリカ原産で江戸時代に渡来し、茎が伸びて立ち上がることからキダチ(木立ち)と名付けられた。成長するにつれて枝は多数に分岐する。俗称は医者いらず。葉の内部のゼリー質部分が可食部。健胃整腸や下剤効果を有する。健康食品として飲料や錠剤に使用され、有効成分はバルバロイン。キダチアロエを含む健康食品の過剰摂取により、下痢や強い腹痛、嘔吐などの事例が報告されている。民間療法として、新鮮な葉の液汁を経口で胃腸疾患や便秘などに、外用で熱傷や外傷などに用いられ…
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