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胚中心に存在するB細胞。記憶B細胞に分化する。*1
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リンパ濾胞の支持する細胞。リンパ濾胞内にあり、抗原を細胞表面に提示して胚中心B細胞を活性化する。細い突起を伸ばして胚中心全体に分布して迷路の様な構造を形成する。また、抗原を免疫複合体として長期間保持する機能を持つ。タグ:
病原体感染におけるサイトカインの産生において必須な役割を果たすキナーゼ(細胞内シグナル分子)。NAKやT2K、IKKiとも。B細胞の抗体応答の抗原特異性やB細胞免疫記憶の長期記憶を司る胚中心B細胞の形成においてTBK1が必須であることが確認されている。ホスファチジルイノシトール-5-リン酸を抗原と共に免疫すると、TBK1シグナルを直接活性化することでアジュバント効果を発揮し、抗原特異的抗体を誘導することが報告されている。DNA刺激に応じたⅠ型インターフェロンの産生にはTBK1…
テトラスパニンのひとつ。エクソソームマーカー。胚中心B細胞上のCXCR4の発現は、BCL6によるCD63の発現抑制により維持されていることが報告されている。
リンパ節や脾臓、小腸などの粘膜に存在する二次リンパ器官であり、腸管関連リンパ組織(GALT)の構成要素。粘膜上皮を介して体内に入った抗原が集積する。M細胞を持つ。パイエル板の胚中心にはIgA産生前駆B細胞が多く存在する。腸の粘膜は、食物や食物とともに摂取される外来微生物、40兆個にも及ぶ腸内常在細菌叢などの異物に常にさらされています。これらの中には病原性を持つものが含まれていることから、腸管には免疫細胞が集まったパイエル板などの腸管免疫組織が発達しています。口から入った抗原は…
免疫応答の際にリンパ組織に誘導されてくる微小構造。活性化され、盛んにリンパ球を産生するリンパ組織に見られる。この場所において、胚中心B細胞の免疫抗原への親和性成熟(アフィニティーマチュレーション)が誘導される。
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