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精子や卵子の前駆体となる始原生殖細胞から発生した腫瘍の総称。*1
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ビンカアルカロイド系抗がん剤のひとつ。悪性リンパ腫、絨毛性疾患、再発または難治性の胚細胞腫瘍、ランゲルハンス細胞組織球症などの治療薬。商品名はエクザール。作用機序は紡錘体を形成している微小管のチューブリンに結合して細胞周期を分裂中期で停止させると考えられている。
生殖細胞のがん化が原因となる疾患(胚細胞腫瘍)。奇形腫のうち、未分化の細胞ががん化することによる悪性度の高いもの。主に生殖器で発生し、三胚葉全ての細胞を持った腫瘍ができる。
生殖細胞(精子や卵子)の前駆体となる、中胚葉由来の細胞。
男性(オス)が持つ生殖細胞。前駆体は球形の精子細胞。精液全体の1〜5%を占める。ヒトでは約1〜3億個。体深部の温度では相同染色体を精子に分配する減数分裂ができずに細胞死を起こすため、体外に出た陰嚢内の精巣で作られる。先端にはアクロソームと呼ばれる袋状の細胞小器官が存在し、この内部に受精に必要なタンパク質(酵素)が含まれる。精子の尾の部分の鞭毛は、その付け根に存在するミトコンドリアが生み出すエネルギーによって動く。受精の場である卵管膨大部に到達できる数は数百個程度。その内の1つ…
体の表面や内部に出来る、細胞が異常に過剰増殖してできた塊。新生物とも呼ばれる。原則として単一の細胞に由来する。増殖が穏やかで浸潤などの悪影響がない場合は良性腫瘍と呼ばれる(無害という意味ではない)。-良性腫瘍-悪性腫瘍(がん)
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