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固体の脂質のこと。ファットとも呼ばれる。
これに対して液体の脂質を油と呼ぶ。
関連する用語
皮膚の常在菌のひとつ。プロピオニバクテリウム属の嫌気性グラム陽性菌。アクネ菌やアクネ桿菌、キューティバクテリウム・アクネスとも。毛穴や皮脂腺に存在し、皮脂をリパーゼによって加水分解してプロピオン酸や脂肪酸を作り出すことで皮膚表面を弱酸性に保ち、付着する病原菌の増殖を抑える。また、紫外線などの酸化ストレスによる皮膚の細胞の損傷を抑える働きのある抗酸化酵素を分泌することが報告されている。健康な肌におけるリボタイプのアクネ菌は宿主の生体防御系を活性化することにより黄色ブドウ球菌への…
皮膚の奥のバルジに存在する幹細胞のひとつ。毛包で機能する幹細胞。毛を作るケラチノサイトの前駆体となる。ⅩⅦ型コラーゲンが毛包幹細胞の維持に必要であることが確認されている。また、TGF-βを分泌することによって色素幹細胞を維持していると考えられている。色素幹細胞は、黒髪のもとになる色素細胞の供給源となり、毛包幹細胞は毛髪のもとになる角化細胞の供給源となることで、毛が生え変わるごとに色素を持つ毛を生やしています。加齢による薄毛や脱毛は毛包幹細胞の枯渇が原因であることが確認されてい…
炭素数9の飽和脂肪酸。ペラルゴン酸とも。脂っぽい不快臭があり、体臭や乗用車のエアコンの臭気、羊肉の特異臭などの原因となる。低濃度(7.1×10-4ppm)でも知覚できるとされる。タグ:
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
脂溶性としての性質を有するビタミンC(アスコルビン酸)の誘導体。酸化防止剤として使用される。-ステアリン酸L-アスコルビル-パルミチン酸L-アスコルビルタグ:
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