脂肪塞栓症候群(fat embolism syndrome : FES) †
外傷(骨折や打撲)によって多量の脂肪滴が血液中に放出され、それが全身の様々な臓器の微小血管を閉塞することで各種メディエーターが放出されて急激な全身性症状が引き起こされる症候群。美容整形における脂肪の吸引後などの発症例も報告されている。*1
ステロイドやN-アセチルシステインが有効であることが示唆されている。
*1日本救急医学会雑誌 藤島清太郎 急性肺損傷(ALI),急性呼吸促迫症候群(ARDS)の病態と診療: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam/21/10/21_10_819/_article/-char/ja/
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このページの最終更新日時: 2019-10-11 (金) 07:46:17