最近更新された用語
主に脂肪細胞で構成される組織。
関連する用語
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
体内の血液中や内臓などに蓄えられる脂肪。「中性」は、脂肪酸がグリセリンと結びついた結果、中性となることに由来する。化学的にはグリセリンが持つ1〜3つのヒドロキシ基に脂肪酸が結合したもの、すなわちアシルグリセロール(モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール)のことを指すが、生体内の中性脂肪はほとんどがトリアシルグリセロールであるため、トリアシルグリセロールと同じ意味で使われることが多い。トリアシルグリセロール(TAG)は中性脂肪の主成分であり、その役…
心臓における、心房と心室の境にある溝。左右の冠状動脈が通り、通常は脂肪組織に被われる。+男性器における、陰茎と亀頭の間のくびれた部分。
エステル結合やアミド結合によって修飾された医薬品(プロドラッグ)の代謝に重要な役割を果たすエステラーゼ。エステル結合だけではなく、アミド結合やチオエステル結合も加水分解する。肝臓や小腸上皮細胞、腎臓、脳、肺、皮膚、脂肪組織、筋肉、血漿など、全身に広くに発現する。ヒトには以下のファミリーが存在する。-hCE1(CES1A1)-hCE2カルボキシルエステラーゼ(CES)は,ヒト肝臓の主要なCESアイソザイムであるhCE1のアミノ酸配列の相同性から,CES1からCES5の5つのファ…
ビタミンA(レチナール)の前駆体(プロビタミンA)となるカロテノイド。β-カロチンとも。橙色の色素成分であり、ニンジンなどの色の元となる。高等植物の葉においては2番目に多いカロテノイド(25%程度)。小腸上皮でβ-カロテンはビタミンA1であるレチナールに変換される。ビタミンAが不足すると、蓄えられているβ-カロテンがビタミンA1に変換される。通常は肝臓や脂肪組織に蓄えられるか、余分であれば排泄される。活性酸素を抑える抗酸化作用がある。β-カロテンは油脂に溶けやすい性質を持って…
訂正・追記要望等
ご意見・ご要望をお聞かせください。