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細胞表面で突起した生体膜がちぎれて生み出される脂質膜の微粒子。生体情報の伝達を担い、老化やがんなどの疾患に伴い量が変動する。細胞外小胞の表面上に発現する接着因子のインテグリンの種類が、細胞外小胞の組織分布を規定するとされる。血液中には1mLあたり1012個程度の細胞外小胞が存在する。リンパ腫では細胞外小胞を介した腫瘍と腫瘍微小環境での相互作用により腫瘍形成が促進される。悪性リンパ腫組織中の腫瘍随伴マクロファージ(TAM)から分泌される細胞外小胞はリン脂質分解酵素sPLA2によ…
哺乳類を含めた様々な脊椎動物が有する脂質分解酵素のファミリー。水晶体の細胞の細胞質基質に存在し、その細胞小器官を分解することで水晶体の透明化を行うことが確認されている。以下の5つの分子から構成される。-PLAAT1-PLAAT2-PLAAT3-PLAAT4-PLAAT5タグ:
脂肪をグリセロールと脂肪酸に分解する酵素。脂質分解酵素とも呼ばれる。膵液に含まれるリパーゼを特に膵リパーゼと呼ぶ。胆汁酸が界面活性剤として働き、水に溶けない脂肪を微細粒子にしてからリパーゼが作用する。食事中に存在するトリグリセリド(中性脂肪)はそのままの形では消化管で吸収されない。膵リパーゼはトリグリセリドのα位脂肪酸エステルを加水分解し、小腸で吸収される脂肪酸に遊離させる。分解された物質のうち実質的にエネルギー源となるのは脂肪酸のみ。リパーゼはさらに作用の違いによって以下の…
加水分解を触媒する酵素。ヒドロラーゼやヒドラーゼとも呼ばれる。以下の酵素は加水分解酵素の一種。-タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)-脂質分解酵素(リパーゼ)-糖質分解酵素(グリコシダーゼ)タグ:
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