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デヒドロゲナーゼを参照。
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植物の細胞壁に含まれる単糖類(ペントース)のひとつ。主にL体として存在する。甘味度は砂糖の60%程度。スクラーゼの働きを阻害することで、血糖の急上昇を抑える。スクロースを多く含む食品とともにL-アラビノースを摂取すると、スクロースの消化・吸収が抑えられることに加え、二つの糖が腸内細菌利用糖として機能することで肥満を抑制できる可能性が示唆されている。L-アラビノースそれ自体は腸管から3.4%しか吸収されないが,小腸スクラーゼを阻害することから,ショ糖由来の血糖上昇を抑制する。そ…
グルコノバクター属酢酸菌の持つL-ソルビトール脱水素酵素によってL-ソルビトールをD-ソルボースに酸化する反応。ビタミンCの化学的合成において重要。
ピロロキノリンキノンを補欠分子族として含む一群の酸化還元酵素。メタノール資化性細菌のメタノール脱水素酵素から発見された。酢酸菌による酸化発酵は細胞膜表層に結合したキノプロテインが関わる。
酢酸が生成される発酵。エタノールから酢酸への変換。酢酸発酵を行う微生物を酢酸菌と呼ぶ。ピルビン酸からピルビン酸オキシダーゼによって酢酸が生成される。酢酸菌の細胞膜に局在するアルコール脱水素酵素、アルデヒド脱水素酵素、呼吸鎖末端酸化酵素の一連の酵素群により、エタノールが酸化されて生産される。酢酸菌の中でもエタノール酸化能の強いアセトバクター属とグルコナセトバクター属が食酢の生産に用いられている。食酢醸造用酢酸菌は、種々の炭素源を細胞膜上に存在する脱水素酵素により酸化し、電子伝達…
キサンチンの脱水素を触媒するデヒドロゲナーゼ。分子量が15万のタンパク質2つからなる二量体。2個の鉄硫黄クラスター、FAD、モリブドプテリンの3種類の補酵素を持つ。キサンチンオキシドレダクターゼ(XOR)のNAD+を補酵素(電子受容体)とする脱水素酵素型であり、XORの多くはXDHとして存在する。この酵素反応によって過酸化水素などの活性酸素が発生することが知られている。
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