ひとつの水分子が外れる(脱水)することで化学結合を構成すること。
二糖類が形成するグリコシド結合など。*1
関連する用語
低分子(水やアルコール、塩化水素など)の離脱を伴って2つの分子が結合すること。水分子が取れる場合は脱水縮合と呼ぶ。複数回の縮合によって高分子が合成されることを縮合重合と呼ぶ。
一般式 R-SOH で表される化合物。非常に不安定で、単離された種類も少ない。スルフェン酸は非常に不安定な化合物であり直ちに2分子が脱水縮合してチオールスルフィネートになるためその基本的な反応性はほとんど解明されていない。チオールの酸化によって生じる。スルフェン酸がさらに酸化されるとスルフィン酸やスルホン酸となる。
コハク酸が脱水縮合した環式化合物。
2分子の酢酸が脱水縮合した酸無水物。無水酢酸はアニリンを急激にアセチル化してアセトアニリドができる。
フラボノイドではないポリフェノールの一種。代表的なクロロゲン酸類。主にコーヒーに含まれる。カフェ酸のカルボキシル基がキナ酸の5位のヒドロキシ基と脱水縮合した構造を持ち、5-カフェオイルキナ酸とも呼ばれる。熱によって加水分解され、キナ酸とカフェ酸に分かれる。酸化防止剤として食品添加物として使用される。クロロゲン酸には血糖の改善や血圧調整作用、抗炎症作用があるとされる。また、安静時および運動時の酸素消費量と脂質消費量を増加させる効果があることが確認されている。コーヒーに含まれてい…
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