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硝酸呼吸のこと。
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微生物の脱窒において、亜硝酸イオンの還元を触媒して一酸化窒素を合成する酵素。亜硝酸レダクターゼとも呼ばれる。
微生物が持つ、一酸化窒素を消去(還元)する反応を触媒する酵素。脱窒細菌の細胞膜に存在する。脱窒微生物は,NO消去系として一酸化窒素還元酵素 (NOR : Nitric Oxide Reductase) を有している.脱窒カビ(真核生物)と脱窒菌(原核生物)の2種類のNORが知られており,両酵素ともに同じ反応(2NO + 2H+ + 2e- → N2O + H2O) を触媒する.
2つの窒素と1つの酸素からなる気体。亜酸化窒素や笑気ガスとも呼ばれる。分子式 N2O高い温室効果を持つ。大気中の一酸化二窒素は二酸化炭素の1000分の1程度だが、赤外線の吸収率は二酸化炭素の200倍以上とされる。自然的には海からや土壌中の微生物によって放出される。ある種の微生物は、窒素を利用した呼吸(脱窒)の過程で一酸化窒素還元酵素によって一酸化二窒素を生成する。人工的には燃料の燃焼や窒素肥料から放出される。
硝酸塩で有機物を酸化してATPを作る呼吸。主に好気呼吸ができない環境下に住む微生物によって行われる。硝酸塩が窒素に還元されるため脱窒とも呼ばれる。N2Oを産生しています。
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