健康用語WEB事典

脱顆粒(degranulation)

マスト細胞白血球好酸球好塩基球)に含まれる顆粒架橋によって放出されること。*1

これによって顆粒中の物質も放出される。同時にアラキドン酸代謝が起こり、ロイコトリエンプロスタグランジントロンボキサンA2PAFなどが産生され、これらがⅠ型アレルギー症状を引き起こす。*2

マスト細胞の活性化は分単位で起こる素早い反応と、刺激を受けて数時間後に起こる遅い反応があります。速やかに起こる反応については良く研究が進んでおりますが、「脱顆粒」と呼ばれるプロセスを経て、顆粒内部のヒスタミンをはじめとする炎症性のメディエーターが遊離します。ヒスタミンは強力な起炎物質であり、浮腫発赤といった炎症に特徴的な症状を惹起します。*3

*1ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学
*2マスト細胞 - 薬学用語解説 - 日本薬学会: http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%88%E7%B4%B0%E8%83%9E
*3マスト細胞とは? | 薬学部田中研究室: http://www.pharm.okayama-u.ac.jp/lab/meneki/research/mast_cell/

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:06