心臓(主に心室)から分泌される、32個のアミノ酸で構成されるペプチドホルモン。B型ナトリウム利尿ペプチドとも。
基準値は18.4pg/mL未満。心不全や慢性腎不全、急性心筋梗塞、高血圧などで高くなる。*1*2*3
豚の脳由来のナトリウム利尿因子として発見されたことからその名が付けられたが、後に心室が主な分泌部位であることが確認された。*4
心室に負荷がかかることで心室筋から多く分泌される。急性心筋梗塞では著しく分泌される。また、その前段階である不安定狭心症で既にBNPの分泌が始まっていることが知られている。*5*6
利尿,血管拡張、アンジオテンシンⅡに対する機能的拮抗作用を示す。*7
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