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神経細胞の脂質ラフトに存在する膜タンパク質。神経細胞の極性の決定に関わる。神経細胞表面においてGPM6aの局在化が、脂質ラフトと神経極性決定に関与する細胞内シグナル分子の集積を誘導し、脂質ラフトにおけるシグナル伝達を制御するトランスデューサーとして機能する。うつ病やアルツハイマー病、BSE、HIV脳症などの精神疾患及び神経疾患において発現量の顕著な低下が見られる。タグ:
フェナム酸系の非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。商品名はポンタールやルメンタール。空腹時の投与は避けさせることが望ましいとされる。また、15歳未満の小児のインフルエンザに伴う発熱に対して投与しないことが推奨されている。これは、ジクロフェナクと同様に血管内皮細胞の障害を修復する酵素の働きを抑制し、脳症を発症した場合に重症化する恐れがあるためとされる。
バルトネラ・ヘンセレによる感染症。カリオン病とも。猫に噛まれたり引掻かれたりすることが原因となり、猫ひっかき病とも。傷の周辺の炎症のみならず、頸部のリンパ節が腫れや発熱が起こる。リンパ節の腫脹は数週間から数ヶ月続く。場合によってはその後に突然の痙攣や意識障害で脳症を併発することがある。
慢性甲状腺炎(橋本病)に伴う、抗甲状腺抗体に関連した自己免疫性の脳症。大脳辺縁系に病変を有し、記憶や情動の障害を呈することがある。
インフルエンザウイルスの感染によって起こる脳症。意識障害を主症状とする。痙攣や異常な言動(失認、幻覚)が起こる場合がある。発症は5歳以下の小児に多い。死亡率が高く、後遺症が残る例もある。ほとんどの症例で発熱が確認される。2000年に厚生労働省はジクロフェナクナトリウムの使用がインフルエンザ脳症の死亡率を有意にあげることを報告し、インフルエンザウイルス感染者に対する使用を控えるよう勧告を出した。インフルエンザ脳症はインフルエンザが悪化したものではなく、通常のインフルエンザの発症…
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