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腎臓のこと。
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イリノテカンの活性代謝物。肝臓で代謝されるが、腎障害がある場合は有機アニオントランスポーターによる肝臓への取り込みが阻害され、さらに尿毒症物質は血液中のタンパク質と結合することでSN-38とタンパク質の結合が阻害されるため体内に蓄積し、副作用の原因となることが知られている。タグ:
アンジオテンシンのひとつ。アンジオテンシン変換酵素によってアンジオテンシンⅠから生成される。血管収縮作用や血圧上昇作用を持つため、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は降圧薬として使用される。時に心血管系組織障害をもたらす。また、副腎のアルドステロンの分泌を介して腎臓でのナトリウムの体内貯蔵を促す。アンジオテンシンⅡは、AT1受容体を介して細胞内カルシウムおよびジアシルグリセロールの上昇と、それに続くPKC-NADPHオキシダーゼ経路の活性化を惹起することが知られている。…
腎臓の糸球体における出口側の細動脈。腎像血流量が何らかの理由で低下したときには、糸球体内圧を保つために輸出細動脈が収縮し、糸球体濾過量を一定に保つ。血流量の低下すると糸球体の入り口に分布する顆粒細胞からレニンが分泌され、これによって血中アンジオテンシンⅡの濃度が上昇し、輸出細動脈を選択的に収縮させて糸球体内圧を上昇させる。タグ:
バソプレシンV2受容体に対するアンタゴニスト。商品名はサムスカ。心不全および肝硬変における体液貯留(浮腫)や常染色体優性多発性嚢胞腎に対する治療薬。腎集合管でのバソプレシンによる水再吸収を阻害することで水利尿作用を示す。また、多発性嚢胞腎においてはバソプレシンによる細胞内cAMPの上昇を抑制することにより嚢胞の増大を抑制する。タグ:
臭素酸とカリウムからなる塩。食品添加物のひとつ。ブロム酸カリウム(ブロム酸カリ)とも。化学式は KBrO3国内では小麦粉処理剤として使用が認められている。主にパンに遅効型の酸化剤として使用される。化学的には、パンのタンパク質(主にグルテン)のチオール基を酸化することでジスルフィド結合の形成を促進する等の作用がある。パンの品質への影響は、膨らみ方や食感が向上するとされる。しかし、1992年および1995年の試験において、発がん性が認められ、食品への使用の妥当性が疑問視された。I…
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