最近更新された用語
腫瘍を構成する細胞。
腫瘍細胞の中でも悪性(害)が強いものを特に悪性腫瘍(がん)と呼ぶ。
関連する用語
サイトカインの一種。生体内では、細胞がウイルスに感染したときに、その細胞から産生され、ウイルスの増殖を阻害したりNK細胞を呼び寄せたりといった働きをする。インターフェロンという名前はウイルスの増殖を阻害(interfere)することから付けられた。肝炎や腫瘍の治療、抗ウイルス剤として使用される。タンパク質であり、体内で吸収・分解されるので、治療に利用する際は連続的な投与が必要とされる。インターフェロンとは動物体内で病原体、特にウィルスや腫瘍細胞などの異物に反応して細胞が分泌す…
糖が⽋乏している状態もしくは環境のこと。腫瘍細胞は糖飢餓状態でミトコンドリア関連タンパク質および酸化的リン酸化の活性が上昇し、ミトコンドリアに強く依存する。タグ:
幹細胞ががん化したもの。普通のがん細胞に比べて数は少なく増殖も緩やかであるが、抗がん剤や分子標的薬、放射線治療では死滅しないとされる。腫瘍組織を構成するがん細胞はすべて均一ではなく、少数のがん幹細胞が存在し、自己複製と限られた分化を繰り返しながら、腫瘍細胞を供給し、腫瘍を構成しているという「がん幹細胞」の概念が広く認知されつつある。大腸がんの増殖を司るヒトのがん幹細胞が化学療法後も一部が死滅せずにがんを再発させることが知られているが、これは一部のがん幹細胞が休眠状態(増殖しな…
リンパ脈管筋腫症で増殖が見られる平滑筋様の腫瘍細胞。肺やリンパ節、腎臓などで増える。増殖速度は比較的ゆっくりで悪性腫瘍には分類されない。タグ:
腫瘍細胞から放出されたり腫瘍細胞の崩壊によって体液中に漏れ出たりする腫瘍由来のDNA。採血によって得られるctDNAのメチル化情報から腫瘍の存在する臓器を診断できる可能性が示唆されている。タグ:
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。