最近更新された用語
消化管のこと。主に腸。
関連する用語
腸間膜にあるリンパ節。腸管近傍に存在する腸管関連リンパ組織のひとつ。腸間膜リンパ節では腸管を経由して侵入する様々な非自己抗原に対して免疫応答を担うため、様々な免疫細胞が存在している。食物アレルギー性小腸炎モデルマウスにおいては、腸間膜リンパ節由来のT細胞はIL-4産生などを伴うTh2型炎症を引き起こす。タグ:
整腸作用を有する難消化性オリゴ糖。スクロースにガラクトースが結合した三糖類。乳果オリゴ糖や4G-β-D-ガラクトシルスクロースとも。妊婦に対する便通改善作用が報告されている。また、腸管におけるカルシウム吸収促進効果が確認されている。口腔内の細菌であるストレプトコッカス・ソブリヌスのβ-ガラクトシダーゼによって分解される。タグ:
ヒトや動物の腸管および自然環境下に広く分布する通性嫌気性グラム陰性桿菌。エンテロバクター・サカザキとも。ヒトへの病原性を持ち、主に乳幼児に感染して壊死性腸炎や脳膿瘍、敗血症などを引き起こす。乳児用調製粉乳(粉乳)を介した感染例が多数報告されている。タグ:
腹部の管腔臓器。主に粘膜、神経、平滑筋から構成され、平滑筋には腸の長軸方向に収縮する縦走筋と、腸管を輪を描くように囲み絞るように収縮する輪走筋の二種類がある。これらの平滑筋間や輪走筋と粘膜の間には神経叢がある。腸の運動調節にはムスカリン受容体によるイオンチャネルの開閉調節が関わる。-十二指腸-小腸-大腸-回腸タグ:
腸管グルカゴンのひとつ。腸管管腔内L細胞から分泌される、69個のアミノ酸残基からなるペプチド。特に回腸末端からの分泌が多い。グルカゴンの全アミノ酸配列を内包している。前駆体はプログルカゴン。C末端はグルカゴンのC末端トレオニン残基に8個のアミノ酸配列が連結した構造を持つ。作用機序はパラクリンによるものと想定されている。グリセンチンは単独でヒト胎児の小腸上皮細胞増殖効果を有することが示唆されている。また、腸粘膜上皮細胞増殖作用を有することが知られる。腸管粘膜上皮の増殖および保護…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。