健康用語WEB事典

膜内骨化(intramembranous ossification)

分化間葉系幹細胞が直接骨芽細胞分化して、それからが形成される骨形成骨化)。主に頭蓋骨などの扁平骨に起こる。膜性骨化とも。*1*2*3

を太くする骨化であり、軟骨形成を伴わない。頭蓋骨および鎖骨の形成と長管骨の横軸方向への成長に重要であり、このプロセスはの外周を包む骨膜に存在する骨膜幹細胞により仲介される。*4

タグ: 骨化 骨芽細胞 頭蓋骨 間葉系幹細胞

*1科学技術振興事業団 骨形成に必須な遺伝子の決定に成功 補足説明: https://www.jst.go.jp/pr/report/report276/01.html
*2第6回 骨芽細胞から分泌されたVEGFが骨再生を制御する! | 幹細胞情報データベースプロジェクトSKIP (Stemcell Knowledge & Information Portal): https://www.skip.med.keio.ac.jp/archive/paper/06/
*3愛知学院大学 若年性骨ページェット病の病態に類似するOPG knockout mice(OPG KO mice)の全身的な骨構造、機械的強度の検討: https://www.agu.ac.jp/pdf/graduate/thesis/dentistry/659-1.pdf
*4東京大学大学院医学系研究科 病因・病理学専攻 免疫学講座 骨膜の幹細胞が骨を伸ばす: https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400192840.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


膜内骨化に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2022-08-02 (火) 17:26:51