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膝の関節。
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膝窩に生じた囊腫の総称。半膜様筋腱と腓腹筋内側頭の間に発生する滑液包の腫脹。慢性炎症性疾患や変形性膝関節疾患の多くに合併する。自覚症状は無症状の場合が多いが、嚢腫が大きくなることで圧迫感や痛み、膝関節可動域制限、下肢腫脹などが起こる。破裂は稀だが、偽性血栓性静脈炎の原因となる。関節内病変による液体貯留とその交通路が一方向(関節内から嚢腫)の弁機能を有していることより発症すると考えられている。
膝関節の中で大腿骨と脛骨を繋ぐ靭帯のひとつ。後十字靱帯と交差する。主に大腿骨に対して脛骨が前へ移動しないように制御し、また捻った方向に対して動きすぎないように制御する役割を持つ。スポーツ活動中に損傷が発生することが多い。損傷は膝の不快感や痛みの原因となる。
細菌性髄膜炎などで見られる髄膜刺激症状のひとつ。下肢を伸展させた仰臥位の患者の頭を持ちあげると反射的に下肢が膝関節で屈折する現象。ブルジンスキー徴候:頭部を前屈させたとき,膝関節と股関節が屈曲すれば陽性と判定する.
髄膜刺激症状のひとつ。仰臥位で大腿を胴体に近づけると反射的に下肢が膝関節で屈折する現象。診断する場合、対象者の股関節を曲げ、膝関節を押さえながら下腿を伸ばす。真直ぐ伸ばすことができなければケルニッヒ徴候である。
鍼(針)などでツボを刺激することで自然治癒力を高めるという東洋医学のひとつ。鍼の太さや刺す深さ、時間などは様々あり、電気による刺激を10~30分間与える場合もある。腰痛や肩凝り、膝関節疾患、下肢痛、頚腕症候群などの筋骨格系の症状に対して行われることが多い。
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