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皮膚表面を薬品で化学的に溶かし、新たな皮膚細胞の再生を促進させることで色素斑(シミ)やにきびなどをなくす治療法。α-ヒドロキシ酸である乳酸やグリコール酸の他、トリクロロ酢酸やフェノール、ジェスナー液、サリチル酸が使用される。グリコール酸と乳酸の塗布では、表皮肥厚やメラニンの減少、真皮膠原線維の増加、Ⅰ型コラーゲンおよびそのプロコラーゲンの増加が確認されている。タグ:
骨膜の膠原線維束が外基礎層板に入り込んでいる部分。特に腱や靱帯の付着部に発達する。歯において、歯根膜線維のうち歯根のセメント質中に埋め込まれている部分。外骨膜の外層からはシャーピー線維が起こっており,外骨膜の細胞層を貫き外基礎層板内に侵入しており,骨と周囲組織とを結合させている.
コラーゲンを構成する、3本のペプチド(α鎖)が螺旋状に巻き付いた構造のこと。コラーゲンは3本のペプチド鎖がらせん状に巻き付いた「トロポコラーゲン」を構成単位にしています。骨や軟骨、真皮などではこのトロポコラーゲンが集まったコラーゲン繊維が縞模様のように張り巡らされ、その間に細胞(線維芽細胞)が配置されるような形になります。線維芽細胞が細胞外に分泌したⅠ型プロコラーゲンが切断されてできる。トロポコラーゲンは会合して膠原原線維(コラーゲン細線維)となり、これが集まって膠原線維が作…
膠原線維がまばらで不規則に走り、全体として網の目を形成する結合組織。線維性結合組織のひとつ。皮下組織など、全身のほとんどに広く分布している。線維の間には液性の基質と多種の細胞が存在する。線維芽細胞やマクロファージ(組織球)、肥満細胞、形質細胞、脂肪細胞などの細胞性成分が比較的多い。
主にⅠ型コラーゲンによって出来る線維状のコラーゲンを指す。膠原細線維の束。膠原線維とも。肉眼的に白くみえ、煮ると膠(ゼラチン)を生ずる。張力につよい。弾性はない。太さ1〜12μmで、一般に束径20~100μmをつくる。
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