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膵臓のこと。
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複数の内分泌腺に腫瘍が生じる疾患。以下の二種類が代表的。1型は下垂体や副甲状腺、膵内分泌腺に腫瘍が発生し、2型は甲状腺、副甲状腺、副腎に腫瘍が発生する。-MEN1-MEN2タグ:
食事の際に腸管から血液中に分泌されるホルモン。GLP-1とGIPの2種類がある。名前の由来は腸分泌インスリン(intestine secretion insulin)を短縮したもの。どちらもインスリンの分泌を促進するが、血糖値が低いときは作用しないため低血糖を起こしにくい。この性質から糖尿病の治療薬に利用される。1902年に腸管粘膜内に膵外分泌腺刺激ホルモンであるセクレチンが発見された後,1906年に腸管粘膜の抽出物が尿糖を減少させる働きもあることが明らかとなった.この血糖を…
ランゲルハンス島のPP細胞(F細胞)で産生され分泌される、36個のアミノ酸からなるホルモン。PPファミリーのひとつ。膵臓から分泌されるホルモン全体の1%程度を占める。食後直ぐに分泌が始まり、4〜6時間は高い濃度となる。主に迷走神経を刺激する。PPは、膵外分泌抑制作用や胆嚢収縮抑制作用や食欲抑制作用などを有し、消化管の分泌運動や摂食行動に生理的役割を演じているものと推測される。Peptide YY(PYY)および pancreatic polypeptide(PP)は,neur…
デンプンが持つグリコシド結合を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。AMYやジアスターゼとも呼ばれる。消化液中には唾液や膵液に多く含まれる。唾液に含まれるアミラーゼを唾液アミラーゼ(S型アミラーゼ)、膵液に含まれるアミラーゼを膵アミラーゼ(P型アミラーゼ)と呼んで区別する場合がある。S型アミラーゼは腸管や肺、卵巣などにもわずかに存在する。食品にもアミラーゼを含むものがある。唾液に含まれるアミラーゼの活性を調べることで、副交感神経のストレスを調べることができる。ストレスにより唾…
1980年に腸管から発見されたペプチド。38個のアミノ酸からなる。PPファミリーに属する。主に食物中の脂質による刺激によって回腸や結腸など(L細胞)から分泌され、膵臓の外分泌抑制作用、胃排出遅延、小腸内通過遅延作用などを示す。コレシストキニンと同様に求心性迷走神経活動を増加させる。その情報は延髄孤束核を介して視床下部へと伝達され摂食抑制作用を示す。ペプチドYYの受容体は弓状核の神経細胞にも存在し、末梢組織に投与したペプチドYYは弓状核の神経活動を変化させる。CCKやPYYは、…
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