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肺や気管の炎症によって出る膿を含んだ痰。黄色や緑色をしている。*1
関連する用語
呼吸を行うための臓器。肋骨に囲まれて左右1つずつ存在する。肺臓とも。-右肺-左肺
気管支が拡張して元に戻らない症状。原因は先天的なものと、小児期までの肺炎や結核などの感染がある。慢性副鼻腔炎を合併して副鼻腔気管支症候群となる場合がある。症状は咳、黄色や緑色の膿性痰、血痰、悪化すると喀血。
気管から分泌される粘性のある液体が口腔側へ流れ込んだもの。喀痰とも。異物や病原体を捉える働きを持つ。気管や気管支は、空気の流れ道であるとともに、粘液を分泌し、ほこりや細菌を捕らえます。この粘液は食道に飲み込まれるか、痰気管支炎などでは痰の分泌量が増加し、呼吸に支障が出る場合がある。肺がんでは血液を含む痰(血痰)が出ることがある。
病原体と白血球(好中球)の死骸を含む液状のもの。けがをした後で傷口が化膿することがあるが、白いうみのほとんどは、この好中球が病原体と戦った後の死骸である。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
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