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膿性(主に好中球)の液体を含んだ水疱。*1
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性行為感染症のひとつ。ヘモフィルス・デュクレイ(軟性下疳菌)の感染が原因。現在はアフリカ、東南アジア、南米で主に見られ、国内では稀。感染後2~7日に小豆大までの紅色小丘疹が出現し、膿疱化後に潰瘍となる。潰瘍は徐々に深くなる。男性は亀頭や冠状溝の周辺、女性は大陰唇や小陰唇、陰核、膣口部に丘疹が発生する。2~3週間後に約50%の症例で鼠径部リンパ節(多くは片側性)が腫脹し、発赤、強い痛みなどがある。
漆(ウルシ)に含まれるウルシオールがアレルゲンとなるアレルギー性接触性皮膚炎。ウルシ以外にもマンゴーの果皮やカシューナッツの殻などウルシ科の植物に含まれるため、これらが原因となる場合がある。症状は強い痒みや発赤が生じた後、それが盛り上がった紅斑や膿疱に変化する。大きな水疱を生じ、表皮が剥落する場合がある。
痤瘡様の丘疹・膿疱を症状とする毛包炎。胴体(胸部、背部、肩、上腕伸側)を中心に発症する。毛包は拡大し、角栓、毛包内膿瘍、変性上皮成分を認め、さらに毛包壁の破壊を伴い、毛包周囲には好中球を伴う小円形細胞浸潤が見られる。高温多湿や多汗、衣類や油脂で覆うことでマラセチアが毛包内で増殖して生じる。また、ステロイドの使用により毛包内に常在しているマラセチアが増殖するため悪化する。
潰瘍の浅いもの。いわゆるただれ(爛れ)。ひらがなでびらんと表記される場合もある。水疱や膿疱が破れた後にできる表皮剥離が基底層以上の表皮にできたもの。口唇や口腔にできやすい。
発熱を伴って全身の皮膚の発赤および膿疱が多発する乾癬。
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