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自身の正常な構成成分を抗原と誤認することで起こる免疫。自己免疫疾患の原因となる。
関連する用語
免疫の異常(自己免疫)によって起こる水疱症。天疱瘡が代表的。
脳下垂体または視床下部漏斗部に炎症が生じる疾患。自己免疫によって炎症による下垂体後葉の傷害が生じ、バゾプレシンの分泌不全による多尿や病変部の腫大による激しい頭痛や視野障害が起こる。自己抗原としてラブフィリン3Aが同定されている。
主に免疫系に発現する受容体型レクチンのファミリー。シアル酸を含む糖鎖(シアログリカン)を認識し、自己と非自己を区別して免疫細胞の活性化を抑制することにより、それによる自己免疫を防ぐ役割を持つとされる。多くはITIMを細胞内領域に持ち、抑制性シグナルを伝達する。-シグレック3(CD33)-シグレック5-シグレック6-シグレック9-シグレック10-シグレック14以下の4種類は哺乳動物では共通に保存されている。-シグレック1(シアロアドヘシン)-シグレック2(CD22)-シグレック…
慢性甲状腺炎(橋本病)に伴う、抗甲状腺抗体に関連した自己免疫性の脳症。大脳辺縁系に病変を有し、記憶や情動の障害を呈することがある。
糖尿病のひとつ。治療にインスリンの投与が必要になるためインスリン依存性糖尿病とも呼ばれる。自己免疫疾患のひとつでもある。膵臓のβ細胞に対する自己抗体による自己免疫によってβ細胞の破壊が起こり、必要な量のインスリンの分泌ができなくなることが原因とされる。肥満やメタボリックシンドロームに関係なく300人に1人の割合で発症していることが知られており、遺伝的な要因によると考えられている。自力でインスリンの分泌ができないため、毎日注射によってインスリンを体外から補充する必要がある。
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