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自身の正常な構成成分を抗原と誤認することで起こる免疫。自己免疫疾患の原因となる。
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数週〜数ヶ月で急速に進行する腎不全と血尿、蛋白尿、赤血球円柱、顆粒円柱等の腎炎性円柱などを特徴とする、腎臓の糸球体に起こる炎症。平均発症年齢は65~70歳と高齢者に多い。腎生検では半月体が認められる。発症には自己免疫が関わると考えられている。症状は全身倦怠感、微熱、食欲不振、息切れ、呼吸困難、咳、血痰、痺れ、出血斑などがある。無症状の場合もあるとされる。タグ:
外分泌腺が標的となることを特徴とする全身性の自己免疫疾患。女性の発症率は男性の9〜20倍。自己免疫反応によって唾液腺と涙腺の組織が損傷される。腺の分泌機能の低下、眼の乾燥(ドライアイ)、口腔の乾燥、全身の臓器や粘膜表面の障害などの症状が知られている。関節リウマチや全身性エリテマトーデスとの鑑別が困難な場合も多い。関節リウマチなどの全身性疾患を合併する伴う二次性と全身性疾患を伴わない一次性とに分類されている。タグ:
免疫の異常(自己免疫)によって起こる水疱症。天疱瘡が代表的。
脳下垂体または視床下部漏斗部に炎症が生じる疾患。自己免疫によって炎症による下垂体後葉の傷害が生じ、バゾプレシンの分泌不全による多尿や病変部の腫大による激しい頭痛や視野障害が起こる。自己抗原としてラブフィリン3Aが同定されている。
主に免疫系に発現する受容体型レクチンのファミリー。シアル酸を含む糖鎖(シアログリカン)を認識し、自己と非自己を区別して免疫細胞の活性化を抑制することにより、それによる自己免疫を防ぐ役割を持つとされる。多くはITIMを細胞内領域に持ち、抑制性シグナルを伝達する。-シグレック3(CD33)-シグレック5-シグレック6-シグレック9-シグレック10-シグレック14以下の4種類は哺乳動物では共通に保存されている。-シグレック1(シアロアドヘシン)-シグレック2(CD22)-シグレック…
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