自己免疫疾患(autoimmune disease)

免疫細胞が自分の体の一部を異物と誤認して(自己抗原)、それを攻撃する病気の総称。

通常、T細胞などのリンパ球は自分の細胞を攻撃しない様に制御されているが、この制御に異常が起こると自己免疫疾患の原因となる。

T細胞が自分の体の細胞を攻撃しないように、負の選択末梢トレランス制御性T細胞による抑制を含む)という二重の垣根によって体は守られている、しかし、それでもトレランスは完璧ではない。自己免疫反応あるいは自己免疫病は、かなりの頻度で起こる。*1

原因となっているものが自身の抗体免疫)であるため、それを抑えようとすると本来の免疫力が低下して、別の感染症を発症する可能性を高めてしまうという問題がある。

自己免疫疾患が現れる遺伝的要因は特定のHLAの有無であり、環境的要因は溶連菌などの特定の病原体に対する抗体自己抗体に結合できてしまうこととされる。*2

自己免疫疾患の種類*3

*1技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25
*2技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*3技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*4脱毛症|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000332.html

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このページの最終更新日時: 2018-06-16 (土) 08:00:30