自律神経(autonomic nerves) †
末梢神経のひとつ。内臓、血管など体の働きを無意識のうちに制御する神経。意志によって制御できないため不随意神経とも呼ばれる。
自律神経は形態学的に脳や脊髄との連絡が弱く、末梢の経過中に豊富な神経節を具えているから、機能的には中枢神経からの支配を受けることが少なく、ほとんど独立的に行動している。すなわち自律性に富んでいるのである。平滑筋の運動や腺の分泌がわれわれの意志に従わず無意識的に、すなわち反射的に起こるのはそのためである。*1
自律神経の支配を受ける器官には通常、交感神経と副交感神経の両方があり、多くの場合、一方がその働きを促進すれば、他方は抑制するというように働く。*3
*1第三章 Pars peripherica [Systema nervosum periphericum](末梢部[末梢神経系])(C,自律神経系): http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Textbook/anatomy17c.html
*2EW-自律神経: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/Pharmacol/Pharm-II02-1.html
*3東京医科歯科大学 生命科学 神経による筋収縮の指令-ニューロン: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/neuron.htm
*2EW-自律神経: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/Pharmacol/Pharm-II02-1.html
*3東京医科歯科大学 生命科学 神経による筋収縮の指令-ニューロン: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/neuron.htm
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このページの最終更新日時: 2018-06-09 (土) 13:08:40