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真菌や細菌の総称。
菌類には以下の種類がある。*1
関連する用語
胃酸分泌抑制剤の一種。胃壁細胞の酸分泌機能の最終段階にあたるプロトンポンプ(H/K-ATPase)のカリウムイオン取り込みを阻害することで胃酸分泌を強力に抑える。逆流性食道炎を含めた上部消化管諸症状に対して効果を持つが、長期内服がピロリ菌除菌後に発症する胃がん発症リスクを高めることが報告されている。-ボノプラザンタグ:
呼吸で取り込んだ酸素が体内で代謝される過程で、他の物質と反応しやすく不安定な状態に変化する。このような不安定で他の物質を酸化する作用を持つ、酸素に関連する分子やイオンを活性酸素と呼ぶ。活性酸素は殺菌効果があり、外部から侵入した菌に対抗するなど体に必要な働きもするが、過剰に増えると脂質などの細胞を酸化する原因となる。タンパク質上のシステイン残基を酸化するとされる。人体は酸素を利用する過程で様々な活性酸素が発生するため、それを取り除く仕組みを持っているが、過剰な増加や想定していな…
シナモンに含まれるアルデヒド。シナモンの主成分および香り成分であり、虫歯菌(ミュータンス菌)に対する抗菌活性や歯垢形成阻害作用を持つ。また、インフルエンザに対する予防作用が報告されており、その作用は内服より吸入する方が強くなるとされる。シナモンのプロアントシアニジンの分子間を繋いて共重合体(コポリマー)を形成する。その際、イチゴや赤ワインの色素成分と同じ骨格を持つ赤い色素を生成していることが知られている。TRPA1のリガンドとなり、アストロサイトに発現しているTRPA1をシン…
クラミジア・トラコマチスの感染が原因となる結膜炎。国内ではほとんど見られなくなっている。世界中で感染症による失明の主要な原因となる。感染者(特に保菌者となる若年者)の眼や鼻から出る分泌物との接触で感染する。分泌物に触れたハエからも広がる。タグ:
リステリア症の原因菌。低温増殖性であり、主に非加熱喫食食品で繁殖する。国内では稀だが、欧米では食中毒の原因として多い。細胞内へ侵入するとActAをその表面に発現し、これが宿主細胞のArp2/3複合体およびVASPと結合して菌体の一極にアクチン重合を誘導する。このアクチン重合を繰り返す反動によって細胞内を運動し、さらに細胞から細胞へと感染を拡大する。また、このActAのArp2/3複合体およびVASPへの結合によって異物でないかのように偽装し、オートファジーによる異物認識を免れ…
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