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真菌や細菌の総称。
菌類には以下の種類がある。*1
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リステリア症の原因菌。低温増殖性であり、主に非加熱喫食食品で繁殖する。国内では稀だが、欧米では食中毒の原因として多い。細胞内へ侵入するとActAをその表面に発現し、これが宿主細胞のArp2/3複合体およびVASPと結合して菌体の一極にアクチン重合を誘導する。このアクチン重合を繰り返す反動によって細胞内を運動し、さらに細胞から細胞へと感染を拡大する。また、このActAのArp2/3複合体およびVASPへの結合によって異物でないかのように偽装し、オートファジーによる異物認識を免れ…
線虫共生細菌(Photorhabdus noenieputensis)から発見された、結核菌を特異的に殺菌する抗生物質。結核菌のBacAトランスポーターによって細胞内に取り込まれ、細菌のDNA複製に必須の酵素であるDNAジャイレースの働きを阻害する。マウスの生体内でも活性を失うことなく病原菌の生育を阻止することが確認されている。タグ:
ウイルス粒子で最も豊富に存在し、ウイルス粒子形成の足場として機能するウイルス形成に必須のタンパク質。二量体を形成し、ロングフォームとショートフォームの二種類のコンフォメーションを形成して機能する。連鎖球菌の細胞壁に存在する抗原性を持つタンパク質。菌の上皮への定着に関わるとされる。モノクローナル抗体(免疫グロブリン)のこと。B細胞の腫瘍(骨髄腫細胞)によって増加する。異物の排除能力が低下しており、これが増えると多発性骨髄腫となる。タグ:
黄色ブドウ球菌がカテーテルやペースメーカー、人工関節などの医療用デバイス表面でバイオフィルムを形成することで引き起こされる感染症。バイオフィルムを形成した菌は高い薬剤抵抗性を示すため抗菌薬による治療が困難。タグ:
母乳に含まれるオリゴ糖成分。ビフィズス菌の選択的増殖因子(ビフィズス因子)として機能する。ビフィドバクテリウム・インファンティスやビフィドバクテリウム・ビフィダムなどは高いヒトミルクオリゴ糖利用能を有する菌種とされる。タグ:
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