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2014年に登場した糖尿病の治療薬。SGLT2に対する阻害効果によって尿への糖の排出を促進することで血糖を下げる。現在では現在は6種類が使用可能で、糖尿病のみならず心不全などの循環器疾患や慢性腎臓病などの多くの生活習慣病治療に用いられる。腎臓に作用し、尿中にブドウ糖(グルコース)を大量に出すようにすることで血糖値を下げる薬。体重が落ちるのが特徴。脂肪萎縮性糖尿病に効果があることが確認されている。難治性の糖尿病を呈する脂肪萎縮症に対して糖尿病の経口治療薬である SGLT2 阻害…
体内(視床下部、脳下垂体前葉)で生合成されるエストロゲンのひとつ。テストステロンがアロマターゼに触媒されて生成される。更年期障害の症状や閉経後骨粗鬆症の治療薬となる。商品名はエストラーナ、ジュリナ、ディビゲル、ル・エストロジェル。エストロゲン製剤として経口摂取されたエストラジオールは消化管粘膜でエストロンに変換されて吸収される。思春期以降に増加して女性の二次性徴の発現を促進する。また、皮膚での水分保持やコラーゲン量の維持、動脈硬化抑制、骨形成促進などの働きを持つ。好中球やマク…
突然起こる原因不明の内耳性難聴。感音難聴に区分される。血流の悪化やウイルスの感染が原因になると考えられている。生活習慣病の患者に多く見られる。稀に聴神経腫瘍が原因であることがある。症状は片側の耳の聞こえが悪くなる、耳鳴り、めまいなど。40~50代に発症することが多い。治療はステロイド、循環改善薬、ビタミン剤など。治療が遅れると聴力が回復せず難聴となる恐れがある。タグ:
二型糖尿病治療薬(イプラグリフロジン)。腎近位尿細管においてグルコースの再吸収を担うSGLT2を阻害し、血液中の過剰なグルコースを尿で体外に排泄する。商品名はスーグラ。タグ:
複数のシグナル伝達機構のうち、ひとつあるいは少数を選択的に活性化できるアゴニスト(作動薬)。基準となるアゴニスト(通常は内因性リガンド)と比べて、特定のシグナルに偏り(バイアス)を持って活性化する。バイアス型アゴニストやバイアス型作動薬とも。作用に関連するシグナル伝達を選択的に活性化することで作用と副作用を分離できる。主作用に関連するシグナルを強く誘導する一方で、望まない副作用に関連するシグナルを誘導しないバイアス型作動薬は、より安全性の高い薬となることが期待される。タグ:
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