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関節リウマチの治療薬。ステロイド節約効果を持つ。メソトレキセートとも。商品名はリウマトレックス。関節リウマチの治療は、まずメトトレキサートで治療を開始し、効果不十分な場合にTNF阻害薬(アダリムマブなど)を追加することが推奨されている。比較的早く効果が現れ(2〜4週間)、副作用も現れにくい有効性の確立された抗リウマチ薬。重篤な副作用としては骨髄抑制や間質性肺炎がある。タグ:
突然起こる原因不明の内耳性難聴。感音難聴に区分される。血流の悪化やウイルスの感染が原因になると考えられている。生活習慣病の患者に多く見られる。稀に聴神経腫瘍が原因であることがある。症状は片側の耳の聞こえが悪くなる、耳鳴り、めまいなど。治療が遅れると聴力が回復せず難聴となる恐れがある。40~50代に発症することが多い。治療はステロイド、循環改善薬、ビタミン剤など。発症時の抗凝固薬の内服が突発性難聴の聴力が回復しない現象と関連していることが報告されている。タグ:
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
脂肪細胞のひとつ。熱を作るミトコンドリアが多く含まれるため褐色に見える。複数の脂肪滴を持つことから多胞性脂肪細胞とも呼ばれる。大きさは白色脂肪細胞の10分の1程度。褐色脂肪細胞は鎖骨付近や肩甲骨周囲、脊椎周囲、胸などに分布し、脂肪を使って熱を産生する働きを持つ。脂肪をエネルギーに変換する際は、白色脂肪細胞と同じくアドレナリン受容体が関わる。褐色脂肪細胞にはTRPV2が多く発現し、寒冷環境下(4℃)では交感神経の活動上昇に伴ってさらにその発現量が増加する。このTRPV2が刺激さ…
1985年に日本特殊農薬製造株式会社(現:バイエルクロップサイエンス株式会社)により開発されたクロロニコチル系殺虫剤。タバコの成分であるニコチンをリード化合物として開発されたものであり、ラットに対する毒性がニコチンの1/8でありながら殺虫効果が向上している。
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