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pHが中性ではない物質が皮膚や粘膜に触れることでできる障害。化学熱傷とも呼ばれる。
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フェノールにメチル基が結合した芳香族化合物。メチルフェノールとも。分子式は C7H8Oかつては消毒薬の成分であった。服用すると有毒。中毒の症状は悪心、嘔吐、下痢、薬傷など。大量摂取した場合は腎不全や肺水腫などの恐れがある。クレゾール石鹸液はクレゾールによる殺菌効果と石鹸液の洗浄効果を併せ持つため、医療用品や手指、便所の消毒などに使用されてきた。しかし自殺目的で大量服薬されたことやフェノール系消毒薬の排水規制から、近年では使用できなくなっている。官能基の結合位置によって以下の異…
体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
消化管などの内臓の内側(内腔)などに存在し、それを保護する役割を持つ層状の組織。粘膜は粘膜上皮、粘膜固有層の二層、またはこれらに粘膜筋板を加えた三層から構成される。例えば、胆嚢の粘膜は粘膜筋板の無い二層であるが、食道や胃などの消化管には粘膜上皮が存在する。粘膜は病原体の侵入を防ぐ免疫を持つ。主に分泌型IgAが産生される。粘膜面には,B2系B細胞に加え,T細胞非依存的に多糖類や脂質などの病原体に共通する抗原に対する抗体を産生し,骨髄外で成熟するB1系B細胞が多くみられる....…
薬傷を参照。
液性において、酸性と塩基性の間(pHが7)のこと。
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