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虫垂の炎症。主に急性虫垂炎(いわゆる盲腸)を指す。
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ヒトに病原性を示すエルシニア属の細菌のひとつ。1939年に胃腸炎の原因となる細菌として発見された。血清型では50種類以上に分けられ、病原性を示すのは一部。感染によって引き起こされる症状は下痢、腹痛、関節炎、虫垂炎、敗血症など。0〜45℃で生存可能。至適温度は30〜34℃。魚類や多くの哺乳類が腸管内の常在菌として保有する。集団食中毒は汚染された豚肉が感染源となった例が多い。
生薬のひとつ。ボタン科ボタンの根の皮を乾燥させたもの。漢字では牡丹皮。消炎、解熱、鎮痛、止血などの作用を持ち、虫垂炎の治療に用いられる。シキミ酸、フェニルアラニンを経由して生合成されるペオノールを主成分とする。
小腸と大腸の結合部分(回盲部)付近にある大腸の部位。盲腸から伸びる虫垂の炎症(急性虫垂炎)のことを盲腸と呼ぶ場合もある。盲腸は小腸の開口部から尾側へ文字通り盲端を形成している部位で、虫垂がぶら下がるように付着しています。
虫垂で起こる炎症。盲腸とも呼ばれる。年齢を問わず発症するが、10~20代が多いとされる。虫垂炎は、一般には“もうちょう”もしくは“盲腸炎”という通称で知られていますが、これは昔、虫垂炎の発見が遅れ、炎症が盲腸まで広がった状態で発見されたケースが多かったことに由来しています。糞石などの異物が虫垂の中で詰まることが原因となる。重症化すると虫垂に穴が開き、腹膜炎が起こる恐れがあるため手術が行われることが多い。初期状態では臍の上部周辺に痛みが現れ、徐々に痛みが腹部右下に移る。その頃に…
盲腸の奥に存在する大腸の一部。右下腹部。虫垂で起こる炎症(急性虫垂炎)は盲腸と呼ばれる。虫垂に存在するリンパ組織はIgAの産生を行うため、腸内細菌叢の維持に関わっている。虫垂がなくなると、大腸の腸内細菌叢のバランスが崩れる。
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