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外因系血液凝固において生成される、組織因子(血液凝固第Ⅲ因子)と、それによって活性化されたプロコンバーチン(血液凝固第Ⅶ因子)による複合体。活性化血液凝固第Ⅶ因子。血液凝固第Ⅸ因子および血液凝固第Ⅹ因子を活性化する。血液凝固初期において、凝固に必要な少量のトロンビンの産生に関わる。
外因系血液凝固の開始点となる血液凝固因子。血液凝固第Ⅷ因子と同じく、肝臓で作られない血液凝固因子。血液凝固第Ⅲ因子や組織トロンボプラスチン(トロンボプラスチン)とも呼ばれる。組織因子とは、凝固因子の第Ⅲ因子のことで、凝固系の外因系の出発地点となる。従って、組織因子が増えると次々と凝固因子の活性化が起こる。通常、血液に直接触れない部位に存在する。全身の臓器に発現しているが、特に脳、肺、胎盤に多い。血管内皮細胞やマクロファージには、LPSやサイトカインの刺激によって発現する。外傷…
血液を固める働き(血液凝固)を促進する物質。単に凝固因子と表記されることもある。複数のタンパク質やカルシウムイオンがあり、これらが連鎖的に活性化することで最終的にフィブリンによる血栓を形成する。血漿中には血液凝固因子というタンパク質が含まれる。血液凝固因子にはⅠ番からⅩⅢまで(Ⅵ番は欠番)の背番号が付いたタンパク質がある。... 最終的には、フィブリノゲンをフィブリンに変換して血小板でできた血栓を固めて、強固な二次血栓をつくり、出血を止める。活性化した血液凝固因子は数値の後に…
血管の損傷によって血管外の組織因子(血液凝固第Ⅲ因子)が血管内に流入して起こる血液凝固(凝固系)のこと。この過程は10〜15秒で完了し、内因系血液凝固に比べて早い。
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