血球貪食症候群(hemophagocytic syndrome : HPS)

骨髄リンパ節など網内系における、組織球マクロファージによる血球貪食を特徴とする疾患。*1

マクロファージは通常、死んだ血球のみを貪食するが、血球貪食症候群では生きている血球貪食するようになる。*2

原発性でないものは感染症悪性腫瘍自己免疫疾患などによって成人にも発症する。例えば、EBウイルスサイトメガロウイルスHIVなどの感染によって引き起こされる。

樹状細胞による血球貪食自体は、それによって抑制性サイトカインを産生し、過剰な免疫反応を抑えるために行われることであり、HPSなど炎症が引き起こされた結果の現象であるとされる。*3

*1熊本保健科学大学学術情報リポジトリ GM-CSF 刺激によるマクロファージにおける signal regulatory protein α の発現動態: https://khsu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=154&item_no=1&page_id=13&block_id=48
*2過剰な炎症性刺激により誘発される血球貪食の発症メカニズムを解明! | 金沢大学: https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/49816
*3国立大学法人 東京医科歯科大学 過剰な免疫反応を抑制する新たな樹状細胞のはたらきを発見 ~感染症や自己免疫疾患治療に新たな視点~: http://www.tmd.ac.jp/mri/bre/kenkyushokainext.html

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このページの最終更新日時: 2019-05-17 (金) 15:36:17