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血液を含む痰。
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数週〜数ヶ月で急速に進行する腎不全と血尿、蛋白尿、赤血球円柱、顆粒円柱等の腎炎性円柱などを特徴とする、腎臓の糸球体に起こる炎症。平均発症年齢は65~70歳と高齢者に多い。腎生検では半月体が認められる。発症には自己免疫が関わると考えられている。症状は全身倦怠感、微熱、食欲不振、息切れ、呼吸困難、咳、血痰、痺れ、出血斑などがある。無症状の場合もあるとされる。タグ:
異常な平滑筋様細胞(LAM細胞)が肺を中心にリンパ節や腎臓などで増殖する稀な疾患。比較的ゆっくり増殖する良性腫瘍。肺に多数の嚢胞ができる。結節性硬化症と併発する場合がある。妊娠可能な年齢の女性に多い。症状は肺病変による労作時の呼吸困難、咳嗽、血痰、喘息様の喘鳴など。進行すると安静時も呼吸困難を感じるようになる。気胸、胸水や腹水を合併することがある。原因としてがん抑制遺伝子であるTSC1あるいはTSC2の異常が知られている。結節性硬化症に伴って発生するTSC-LAMと、単独で発…
結核菌による肺に病巣を形成して増殖する感染症。症状は咳、血痰、倦怠感、発熱、体重減少、寝汗など。感染者の多くは無症状であるが、約10%程度で症状が現れる。そのうち半数が感染から2年以内に発症する。IFN-γ応答測定法やツベルクリン反応検査によって診断される。
気管支が拡張して元に戻らない症状。原因は先天的なものと、小児期までの肺炎や結核などの感染がある。慢性副鼻腔炎を合併して副鼻腔気管支症候群となる場合がある。症状は咳、黄色や緑色の膿性痰、血痰、悪化すると喀血。
気管から分泌される粘性のある液体が口腔側へ流れ込んだもの。喀痰とも。異物や病原体を捉える働きを持つ。気管や気管支は、空気の流れ道であるとともに、粘液を分泌し、ほこりや細菌を捕らえます。この粘液は食道に飲み込まれるか、痰気管支炎などでは痰の分泌量が増加し、呼吸に支障が出る場合がある。肺がんでは血液を含む痰(血痰)が出ることがある。
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