血管壁(vascular wall, blood vessel wall)

血管内皮細胞壁細胞ペリサイトまたは血管平滑筋)によってできる血管の壁。

血管の太さによって血管壁を構成する壁細胞の種類や数が異なるが、通常は内膜中膜外膜の三層構造を取る。毛細血管血管壁を特に毛細血管壁と呼ぶこともある。

血管壁で生じた炎症T細胞を活性化して、血管壁内のマクロファージ炎症を促進するシグナルを送る。*1

血管は基本骨格として内腔を一層に覆う内皮細胞に、ペリサイトあるいは血管平滑筋細胞 (これらは総称して壁細胞と呼ばれる) が裏打ちして血管は構造的に安定化している。血管の構造は一様ではなく、壁細胞内皮細胞への接着の様式から二つに大別できる。毛細血管では内皮細胞ペリサイトが直接接着し、その周りをマトリックス成分である基底膜が両者を包む構造をとる。一方、毛細血管より管腔の拡大した細動静脈では内皮細胞壁細胞の間に内弾性板が介在し両者が接着している。また壁細胞の周囲には外弾性板が血管周囲を覆い血管構造を補強する。さらに拡張した動静脈になると内皮細胞を何層もの壁細胞が被覆する。*2

*1信州大学 生活習慣病:動脈硬化と急性心血管病: http://sugp.cs.shinshu-u.ac.jp/Material/Medicine/cai/text/subject06/no7/html/section2.html
*2大阪大学 微生物病研究所 -病気のバイオサイエンス-: http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/BioScience/page25/index_25.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-30 (土) 21:20:32