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血管に起こる炎症の総称。
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炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)やリウマチ性疾患(全身性血管炎や全身性エリテマトーデス)に対する免疫調節薬の一種。NUDT15によって代謝され、その遺伝子多型によって白血球減少の副作用が生じることがある。アザニン、イムラン、ロイケリンなど。タグ:
眼症状(結膜炎、上強膜炎、強膜炎、ブドウ膜炎、非梅毒性間質性角膜炎などによる充血、痛み、眩しさ)と内耳症状(感音性難聴、メニエール病様症状)、血管炎などを起こす稀な疾患。他の症状として発熱や倦怠感、関節痛、筋肉痛、体重減少、消化管出血、リンパ節腫脹などがある。ステロイド投与が遅れると不可逆的な感音性難聴や前庭機能障害を来すため、早期の診断・治療が重要とされる。
白血球由来の細胞核の破片。血管炎において確認される。
血管に対して異常な自己免疫反応を起こす疾患の一つで、血管炎に分類される疾患。30~60歳に見られる。やや女性に多い。以前はアレルギー性肉芽腫性血管炎やチャーグ・ストラウス症候群と呼ばれていた。気管支喘息やアレルギー性鼻炎が起き、その後、発熱などの全身症状とともに、痺れや運動障害を生じる。肺、心筋、消化管などの血管外炎症もしばしば見られる。血液中の好酸球や好酸球塩基性タンパク質、IgEの増加などが確認される。ロイコトリエン受容体拮抗薬を使用後に発症する場合がある。
補体のひとつ。補体第二成分とも。C1によってC2aとC2bに加水分解される。最も欠損しやすい(補体欠損症が起きやすい)補体。C2が欠損すると古典経路による補体の活性化が起こらない。C2の欠損症の約半分の症例でSLE様の症候や糸球体腎炎、血管炎が発症する。
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