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補助因子のこと。
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ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
脂肪酸の不飽和化を触媒するデサチュラーゼのひとつ。二つの鉄イオンを補因子として持つ金属酵素でもある。パルミトレイン酸やステアリン酸の不飽和化を行う。
グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からなるトリペプチド。GSH(γ-Glu-Cys-Gly)とも表記される。特殊なペプチド結合であるγ-グルタミル結合を持ち、通常のプロテアーゼによる分解を受けない。薬物が排泄されやすいように水溶性にしたり、酵素の補因子として働いたり、タンパク質のジスルフィド結合の再配列や抗酸化などにも関与したりする。細胞内では還元型グルタチオンとして存在し、活性酸素の消去によって酸化型グルタチオンとなる。酸化型グルタチオンはグルタチオンレダク…
3-メルカプトピルビン酸から硫化水素を生成する反応を触媒するスルホトランスフェラーゼ。補因子としてチオレドキシンやジヒドロリポ酸を必要とする。網膜の神経細胞に分布する。最終的にチオ硫酸から硫化水素が産生されるが、この反応は亜硫酸イオンの存在下で抑制される。3-メルカプトピルビン酸の硫黄をシアニドやチオールに転移させる。チオールに転移させる場合、生成したペルスルフィドが他のチオールと非酵素的に反応して硫化水素が産生される。
α-リポ酸が還元されて生じる有機化合物。3-メルカプトピルビン酸硫黄転移酵素の補因子となる。
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