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褐色脂肪細胞を参照。
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トウモロコシの胚芽から得られる油。トウモロコシ油とも。脂肪酸はリノール酸が50%、オレイン酸が36%、パルミチン酸が8%、ステアリン酸が6%。β-シトステロールが1.4g中に約90mgと豊富に含まれる。コーン油を摂取したマウスの褐色脂肪組織では熱産生に関わるタンパク質であるUCP1の発現の増加が見られ、肩甲骨間褐色脂肪組織の熱産生を向上させエネルギー消費を亢進させることが報告されている。タグ:
エキストラバージンオリーブ油に含まれる主要なポリフェノール。アグリコンとして小腸で吸収されるとTRPA1とTRPV1の両方を活性化させ、カテコールアミン類(特にノルアドレナリン)の分泌を促進させる。高脂肪食摂取ラットにおいては、β2受容体およびβ3受容体を介して褐色脂肪組織の脱共役タンパク質(UCP1)の発現を増加させ、脂質代謝(体熱産生)を亢進させることが示唆されている。タグ:
バージンオリーブ油の中でも、オレイン酸に換算した遊離酸度が1%以下のもの。脂肪酸組成には精製オリーブ油との違いはないが、精製をしていないためにチロソール、ヒドロキシチロソール、オレウロペインなどの成分を含み、これらはエキストラバージンオリーブ油に独特の刺激的な辛味・苦味成分となる。オレウロペインは主要なポリフェノール。このような特徴的なポリフェノールによってノルアドレナリンおよびアドレナリンの分泌を促進し、肩甲骨間褐色脂肪組織の脱共役タンパク質(UCP1)を増加させて体熱産生…
アドレナリンのメチル基をイソプロピル基に置換した構造を持つ芳香族化合物。イソプレナリンとも。β受容体の作動薬であり、気管支拡張薬や強心薬として使用される。主に塩酸塩(イソプレナリン塩酸塩)として含まれる。イソプレナリンは,受容体に対するβ受容体の選択性を高め,カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)やモノアミンオキシダーゼ(MAO)による分解を抑えて経口投与を可能にした初めてのβ刺激薬で,世界的に喘息治療に幅広く使用された.イソプロテレノールによる強心作用はcAM…
脳の視床下部の一部。視索前核とも呼ばれる。主な体温調節中枢であり、筋肉のふるえ熱産生、褐色脂肪組織の代謝熱産生、皮膚血管の収縮、発汗などを引き起こす。脳組織自体の温度上昇を直接感知して活性化する温ニューロンが存在する。また、生殖機能の制御にも関わる。内側視索前野は中枢神経系における主な性ホルモン受容体の存在部位である。視床下部前端の内側部と外側部に位置するニューロン集団で,性ステロイドホルモンの影響下に,生殖機能の制御に携わる.種によっては,雄の性行動の引き金中枢と言われてい…
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