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マンヌロン酸とグルロン酸からなる直鎖のヘテロ多糖。昆布やわかめなど褐藻類の細胞外基質の主成分となる。海藻(Algae)から得られる酸性物質であることからその名が付けられた。その化学構造によって金属イオンを吸着させる。アルギン酸が金属イオンを結合するのは、主に脱プロトン化したカルボキシル基(COO-)であることはアルギン酸の構成単糖であるβ-D-マンヌロン酸とα-L-グルロン酸の化学構造から容易に推測される。水に溶けると、なめらかな粘りのあるコロイド溶液となる。その粘性はアルギ…
褐藻類であるシワヤハズに含まれるテルペノイド。試験管内やマウスの潰瘍性大腸炎モデルにおいて、ゾナロールの経口投与が大腸における潰瘍を有意に抑制することが報告されている。作用機序として、転写因子Nrf2の活性化に作用し、炎症反応を抑制するとされる。
ステロールのひとつ。植物の細胞の生体膜を構成する成分。ファイトステロール(フィトステロール)とも。-カンペステロール-スチグマステロール-サルガステロール-シトステロール(β-シトステロール)-エルゴステロール(藻類)-フコステロール(褐藻類)一部の植物には、動物と同じコレステロールを含むものがある。植物ステロールには、人体に有益なものも確認されている。主に血漿コレステロール(LDL)の増加抑制効果が報告されている。海藻中に含まれるステロールで検討したものとして Reiner…
褐藻類に含まれるステロール。血漿中のコレステロール濃度低下作用を持つ。Δ5-アベナステロールとも。
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