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五感のひとつ。目の網膜に当たる光の情報(感覚)のこと。
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生後間もない、経験に応じて神経回路が柔軟に変化する時期。ある行動学習が可能な一定期間。臨界期における外界から言語刺激を受けることが言語習得において重要であることが知られている。敏感期とも。臨界期には眼優位性も大きく変化する。ネコに視覚的刺激を制限する実験によって実証され、ネコの臨界期は生後4週から3ヶ月とされている。絶対音感の習得も臨界期における刺激が必要であることが示唆されている。タグ:
視覚野両眼領域の神経細胞が、どちらか一方の目の刺激に対して強い反応を示す性質。マウスでは通常、右側の脳の視覚野にある錐体細胞が左目からの入力に対してより強い視覚反応を示し、逆に左側の脳の視覚野にある錐体細胞は右目からの入力に対してより強い視覚反応を示す。片目を強制的にふさぐと眼優位性が変化する。これは眼優位性可塑性と呼ばれる。臨界期に眼優位性が大きく変化する。タグ:
眼優位性が開いている目の方へ移るよう、錐体細胞の視覚反応が神経回路を再構築する神経の可塑性。弱視の子供の正常な片目を物理的にふさいで弱視側の目への反応を強くして視力を回復させる弱視治療に応用される。FS細胞の視覚反応の変化が錐体細胞の視覚反応に影響をもたらし、眼優位性可塑性を制御していることが報告されている。タグ:
強い光によって目に不快感を感じる状態のこと。目の異常によって生じる異常な眩しさ(病的羞明)のことを指す場合もある。光による眼の障害を忌避するために存在していると考えられる。眼疾患の患者では部屋の照明のような比較的弱い光源であっても、眼が眩み行動制限をおこすような強い病的羞明が生じることがある。また、片頭痛患者に羞明を訴える者が多い。羞明には視覚系と三叉神経系への疼痛経路の入力を中心とする体性感覚系が関与しており、どちらか一つの経路からの入力でも羞明は生じるが、両者の相互作用に…
四次視覚野からの入力を受け取る脳部位。視覚的に提示された物体像によく反応する神経細胞が多く存在し、視覚情報処理の最終段階と考えられている。タグ:
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