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五感のひとつ。目の網膜に当たる光の情報(感覚)のこと。
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不適切な行動を抑制する脳の機能。この機能が働くには、右下前頭皮質(前頭前野)や前補足運動野、これらと機能的結合性を持つ頭頂葉の頭頂間溝領域などが重要とされる。上側頭溝が右前頭前野と後頭側頭皮質の中継領域となり、視覚情報から認知の制御情報への変換において重要な役割を果たしていることが示唆されている。タグ:
発達障害に関連する遺伝子。網膜のCYFIP2の欠損はマウスにおいて視覚異常の原因となることが確認され、ヒトの発達障害でしばしば見られる視覚異常の少なくとも一部は網膜の神経回路の変化に起因すると報告されている。タグ:
主に脳の松果体から分泌されるホルモン。夜間に血中濃度が最大となる。網膜や腸管、唾液腺などからも分泌されることが知られている。トリプトファンからセロトニンを経て合成される。各臓器の体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替え自然な眠気を起こすことから睡眠ホルモンとも呼ばれる。網膜で光を受けるとメラトニンの合成が抑制される。セロトニンとは逆に、通常は夜に多く分泌される。メラトニンの分泌量が低下すると不眠症の原因となる。不眠症や時差ぼけの治療に利用される。メラトニンはトリプトファンから…
生後間もない、経験に応じて神経回路が柔軟に変化する時期。ある行動学習が可能な一定期間。臨界期における外界から言語刺激を受けることが言語習得において重要であることが知られている。敏感期とも。臨界期には眼優位性も大きく変化する。ネコに視覚的刺激を制限する実験によって実証され、ネコの臨界期は生後4週から3ヶ月とされている。絶対音感の習得も臨界期における刺激が必要であることが示唆されている。タグ:
視覚野両眼領域の神経細胞が、どちらか一方の目の刺激に対して強い反応を示す性質。マウスでは通常、右側の脳の視覚野にある錐体細胞が左目からの入力に対してより強い視覚反応を示し、逆に左側の脳の視覚野にある錐体細胞は右目からの入力に対してより強い視覚反応を示す。片目を強制的にふさぐと眼優位性が変化する。これは眼優位性可塑性と呼ばれる。臨界期に眼優位性が大きく変化する。タグ:
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