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睡眠が解除されて意識がある状態となること。目覚めること。
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主に脳の松果体から分泌されるホルモン。夜間に血中濃度が最大となる。網膜や腸管、唾液腺などからも分泌されることが知られている。トリプトファンからセロトニンを経て合成される。各臓器の体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替え自然な眠気を起こすことから睡眠ホルモンとも呼ばれる。網膜で光を受けるとメラトニンの合成が抑制される。セロトニンとは逆に、通常は夜に多く分泌される。メラトニンの分泌量が低下すると不眠症の原因となる。不眠症や時差ぼけの治療に利用される。メラトニンはトリプトファンから…
脳が活動している睡眠。眼球の急速な動き(REM : rapid eye movement)が起こることが名前の由来。ノンレム睡眠の後に起こる。通常は総睡眠時間の20~25%を占める。覚醒時に似た速い周波数成分の脳波が観測される。明確な夢を見るのはレム睡眠時。睡眠中のマウスの脳において、レム睡眠中に大脳皮質の毛細血管への赤血球の流入量が大幅に増加し、活発な物質交換が行われていることが報告されている。血流量の増加にはアデノシン受容体が重要。ヒトにおいてはレム睡眠が少ないとアルツハ…
血管平滑筋に存在するドーパミン受容体(ドーパミンD1受容体)。ドーパミンはDA1受容体を刺激して血管拡張を引き起こす。DA1受容体を介する薬理作用から、ドーパミンは腎血流量の減少を伴う急性循環不全などの治療に用いられている。ショウジョウバエのドーパミンによる覚醒作用には扇状体におけるDA1受容体の発現が必要であることが報告されている。タグ:
ヤシ科ビンロウ属のマレー地方原産の常緑高木。種子は覚醒作用のある嗜好品として利用される。
プロスタグランジンのひとつ。プロスタグランジンH2からPGESの作用によって生成される。炎症を引き起こし、痛みや発熱を増強する。視床下部の体温調節中枢に作用して体温を上昇させる作用を持つ。マクロファージから分泌される。この分泌にはOATP2A1が重要。がんにおいてPGE2の産生が亢進すると、免疫やアポトーシスの抑制、血管新生などが起こり、がん細胞の増殖および進展に有利な状況をもたらすとされる。プロスタグランジンD2とは逆に、覚醒を促す作用を持つ。-ジノプロストン
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