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横になると呼吸困難が強まるため、上体を起こして呼吸しようとする状態。心不全による症状のひとつ。*1
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心臓の構造や機能の異常(心筋細胞の壊死など)により、体の組織が必要とする血液を心臓が送り出せなくなった状態のこと。鬱血や呼吸困難、顔や脚の浮腫など様々な症状が現れる。心不全では交感神経系が活性化されていることが知られている。心筋の動きにはカルシウムイオンが関わっているが、アンジオポエチン様タンパク質2という物質がその調整を妨げることが原因の一つであることが確認されている。老化した細胞や様々なストレスを受けた細胞から過剰に分泌されるタンパク質である「アンジオポエチン様タンパク質…
がんによる心膜炎。原因となるがんは肺がんが最も多く、次いで乳がんや悪性リンパ腫、食道がん。症状は呼吸困難、起座呼吸、血圧低下、頻脈、奇脈、頚静脈の怒張など。治療は心嚢穿刺やドレナージ、ブレオマイシンによる硬化療法など。
呼吸に努力が必要な状態のこと。息切れとも呼ばれる。呼吸困難とは、「呼吸がしづらい」「息が詰まる感じ」「空気を吸い込めない感じ」などの自覚的な症状です。
体外から必要な気体を取り込み、同時に体内の不要な気体を放出する生命活動。一般的な呼吸(外呼吸)と、細胞などが行う生物学的な呼吸(内呼吸)に分けられる。空気中の酸素を肺に取り入れ、体内の不要な二酸化炭素を排出すること。成人の場合、1分間に12〜20回行われる。糖類などの有機化合物と外呼吸によって取り込んだ酸素を利用して、細胞内でエネルギーを取り出すことを内呼吸または細胞呼吸、組織呼吸と呼ぶ。内呼吸も代謝における異化のひとつである。肺で取り込まれた酸素は血液によって体の各細胞へと…
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